こんにちは、いけだです。
嚥下好きな言語聴覚士として嚥下食を作り続けてきた中で、食材を知ろうと始めた諸々の台所仕事のひとつ、パン作り。
2022年2月9日に初めてのパン(もどき)を作ってからというもの、もうすぐ1年になります。
あの時はショックでした…レシピ通りに作ったつもりなのに、全然上手く行かないんですもん。形は変だし(これはただ不器用なこともあるけど)、膨らまないし。
不規則な仕事もある中で、とにかく「毎朝食べるパンを自分で作りたい」を目指して週に1度、独学でパン作りを続けてきましたが、今ではそこそこ目標は達成できました。なんだかんだで毎朝自分で焼いたパンを食べていますし、家族や友人にお裾分けをすることもあります。
そこで、【独学パン作りが(概ね)成功したポイント】を振り返ってみたいと思います。

あくまでも”おおむね”です、おおむね。

何を作るか?1種類のパンから始めよう
私が大事にしたかったのは、あくまでも【毎朝食べるパンを自分で作りたい】という点。
「毎朝」なので、手軽にできて、手軽に食べられる…いつも食べているのは食パンなので、まずはここから作ることにしました。
いろんな種類のパンに憧れる気持ちは(めちゃくちゃよくよく)わかりますが、あれこれと手を出し作ろうとすると、当たり前ですが前回との違いがわかりません。
独学でやろうとする初心者だからこそ、「パン生地は生きている」(レシピの再現性は低い)ことを実感するためにも、同じ材料、同じ道具、同じ(と思っている)部屋環境で作ることをお勧めします。
きっと同じつもりでも、全く異なる焼き上がりになることに最初は戸惑うと思います。
なので、「せっかくだからどうしても他のパンも作りたいよ…」というかたは、同じ生地から作れるパンを作る(惣菜パンの種類を増やす、など)ことをお勧めします。あくまでも、同じ生地からですよ。
まず手捏ねで生地を感じてみよう
私はホームベーカリーの処分後だったこともあり、手捏ね以外を選べませんでしたが、今思えばそれがよかったのです。
どの状態の生地がいいのか?どうなれば発酵は成功なのか?
パン作りは「◯分捏ねる」「◯分発酵させる」というように、時間だけでは管理できません。
状態で把握する必要があるのです。
このくらいの薄さまでのばせる、この程度押すと指のあとがこのくらいつく、このくらいの大きさまで発酵させる…などなど、望ましい”状態”があるのです。
数多くのレシピがありますが、時間はあくまでも目安でしかなく、望ましい”状態”にならなければ上手く焼けない…ということが理解できるまで、実は私は数ヶ月かかりました…。
それを早く理解できるようにするには、実際に自分で触って確認できるのが一番。
手捏ねからスタートするパン作りは、独学ならではで結構大切だと思っています。
失敗した理由を必ず探そう
パン作りだけの話ではありませんが、失敗には必ず理由があります。
前回と比較し、何がどう違うのか?を振り返って考えるだけで、ぐっと上達速度はあがります。
我が家は古く、冬は極寒、夏は灼熱。
うちで独学パン作りを続けるにあたっては、温度管理に非常に苦労させられました。1年を通して、パン作りに向いているとは言えない環境だったのです。
他にはオーブンの特性や、使用する材料などでも異なる仕上がりになるでしょうが、その日の仕上がりが望ましくなかった時には必ず、前回との比較をし、振り返りを具体的に行いましょう。

自分に合ったパン作りから始めよう!
私自身ははじめ食パンを作り続けながら、焼き上がった食パンをうまくスライスできず(超不器用)、「スライスしなくていいパンを用意しよう…」と、結局黒糖ロールに辿り着きました。
そして黒糖ロールを日々のパンとして焼き続けていますが、やっぱり同じパンを作り続けることが1番の上達への近道だと実感しています。
全く同じレシピで作っていても、その都度仕上がりは異なります。
それでも同じものを作り続けていると、「この状態まで捏ね上げられたら成功だ!」という目安が自然に理解できるようになってきました。そうなるとパン作りはより楽しくなりますね。
そのためこのヤバめレベルのずぼらな私でも、パン教室に通うことなくここまで作れるようになりました。逆に基本的な毎朝のパン作りを続けているので、いまではバゲットやクロワッサンなどを学びに、パン教室にいってみるのもいいかなぁ…などとも思っています。バゲット、結構難しいんです。。。
これからパン作りを始めてみようかなぁ、独学でもパン作りは始められるかなぁ、という不安な初心者さんがいらしたら、大丈夫です!ぜひこれらを参考に、まずやってみましょう!
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